交通事故の後遺症で一番多いのが、いわゆるむちうちです。
医師の診断名では、外傷性頚部症候群、頸椎挫傷、頚部捻挫などと記載されます。

通常は、整形外科に通院し、リハビリなども行います。

たまにいるのが、最初だけ整形外科に通って、後は整骨院オンリーの通院を続ける人です。

この場合は、どれだけ長い期間治療しても、後遺症的な症状が残っても、後遺障害等級の獲得は非常に困難となります。

整骨院に通うのが悪いのではありません。医師の診断や治療を受けないことが問題なのです。

現実には、整骨院に通うことで、症状が緩和されるなどの効果はあると思います。

ですが、柔道整復師は医師ではありませんので、「治療の必要性」、「症状固定」「後遺障害診断」等の判断をすることはできないのです。これは、その人の能力の問題ではありません。資格の問題です。

ですから、整骨院に通いたい方は、(保険会社に連絡して承諾を得ることは当然ですが、)並行して整形外科にも通院すべきなのです。

14級を獲得できた人とできなかった人の差が、症状固定後の状況が違うなら仕方がありませんが、症状は同じなのに、治療方法が違ったから、ということでは救われません。
整形外科に通院してください。

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