交通事故の被害者に遭われた方が、相手の保険会社に提示された金額よりも高額な賠償金を請求する場合には、
弁護士に依頼することが一番近道だと考えられます。

その場合に、どの弁護士に依頼するかは非常に大切です。

依頼する段階では、その弁護士が交通事故の損害賠償請求について、どの程度の知識を持っているのかはわからないと思います。

一番わかりやすいのは、「手続」です。

どんな手続きをとってくれるのか、です。

「当然に」裁判や、交通事故紛争処理センターへの申し立てをするのかどうかです。

当事務所の場合は、級以上は必ず「裁判」にすることとし、それ以外の場合は原則として紛争処理センターへの申し立てを行います。

なお、14級でも裁判がふさわしい事案については、時間がかかっても裁判にします。

弁護士にとって一番楽な方法は、裁判や紛争処理センターを利用せず、「相手の保険会社と交渉」することです。

何回かのFAXのやりとりで、合意に至る可能性があるからです。
裁判と比較したら、準備するものも簡単に済みます。

当事務所が、基本的に「交渉」での解決をしないのは、交渉では理想的な賠償額を獲得できないからです。

もちろん、普通の事故の当事者がご自分で交渉するより、弁護士の入った場合の方が、保険会社は賠償額をあげてきます。

それだけでも、交通事故の知識の少ない方は喜んでしまうかもしれません。

ですが、「交渉」がどんなに上手でも、「裁判の基準」の賠償額を得られることはほとんどありません。

弁護士に依頼するときは、「委任契約書」を作りますので、そのときに手続は「訴訟(裁判)をする」ということを契約書に明記してもらった方がよいでしょう。

もちろん、戦略的に裁判にしないこともあります。裁判にすると、別の問題が発生して損害が減ることもないわけではありません(その場合でも、任意で交渉した金額より下がることはまれだと思います)。
しかし、それはきわめて例外的なことです。

原則的に、裁判をすることを面倒がらないか、ここは大きなポイントです。

当事務所では、交通事故の初回相談は無料で行っています。

福島・郡山・会津・白河・いわきで交通事故弁護士をお探しなら、郡山タワー法律事務所まで。


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