1 被害者
38歳・男子・消化器外科医
2 傷害の内容
腰椎、頸椎挫傷、両膝挫傷
3 後遺障害の内容
腰痛、左臀部痛、左大腿後部痛の神経症状 14級
4 裁判所の判断
①逸失利益 5%、10年の喪失
②後遺障害慰謝料 180万円
5 コメント
事故後5年経過してなお症状が残っていると認定し、通常より長い10年の喪失期間を認めています。また、慰謝料についても、事故後消化器外科医から身体的負担の少ない形成外科医に転向していることなどを考慮してやや高めの金額を認めています。