1 被害者

男子・16歳

2 死亡経緯

大動脈瘤破裂による失血で23日後に死亡

3 裁判所の判断

逸失利益 3232万7011円

事故当時の昭和58年度賃金センサス第1巻第1表産業計・企業規模計・学歴計・全年齢平均男子労働者の平均賃金年額392万3300円を基礎に、18歳から67歳までの49年間、生活費として50%を控除し算出。

4 コメント

主たる争点は、死亡の原因となった事故後約3週間経過後の大動脈瘤破裂と事故との因果関係が認められるかどうか。裁判所は、事故により「胸部大動脈に軽微な損傷を受け、これが3週間余をかけて徐々に血腫の形成をもたらし、更に血流に従って腹部大動脈にまで伸展して行き、ついに破裂に至ったものと推認するのが相当」として因果関係を認めました。

 

仙台・郡山の交通事故被害者の無料相談は、仙台・郡山の弁護士法人アルマまで koutsujiko.koriyama-law.com