1 被害者
男子・23歳・会社員
2 傷害の内容
脳室内出血、右下腿開放制骨折、右膝関節骨折、骨盤骨骨折、顔面裂創等
3 後遺障害の内容
併合11級・右膝可動域制限、右足関節可動域制限、骨盤骨変形、顔面醜状痕、下肢醜状痕
4 裁判所の判断
①逸失利益 1032万4876円
67歳まで、25%の労働能力喪失を認定。
②後遺障害慰謝料 400万円
5 コメント
11級の労働能力喪失率は基本は20%と扱われているが、裁判所の判断はこの取り扱いに拘束されないことを明示の上で、全身に障害が残っていることなどを理由に通常を上回る25%を認定している。
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