示談は怖い!(サインする前に)

示談とは、民法でいう「和解契約」のことをいいます。

保険会社の書式の場合は、「免責証書」と記載されていることが多いのですが、これにいったんサインをしてしまうと、後から「裁判にすればもっと高額の損害賠償請求ができた」という場合でも、その請求は認められなくなってしまいます。

保険会社の担当者とはじめて交通事故にあった一般人とでは、本来、もっている知識に相当な差があります。
ですが、一度示談をしてしまうと、「本当はもっと高い基準で損害賠償が得られたなんてそのときは知らなかった」と言っても、とおりません。

裁判で無効を主張できることもありますが、単に法的な知識がなかったというだけでは、無効にするのは困難です。

交通事故と保険の仕組みを理解された上で、低い金額でも納得して示談に応じるのであれば、悪いことではありません。 何の知識もないままに応じてしまうことが問題なのです。

示談書にサインをする前に、中身を知ることが重要です。 特に、重い後遺症が残る事案などでは、介護の問題や今後の治療費の問題など、今後要する費用のことを考える必要があります。 適切な損害賠償を受けることは、非常に大切なことなのです。


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