怪我・治療

Q.CRPSの診断で14級の認定しか受けられなかったのはなぜでしょうか?

質問  私は、医師から、左手について、CRPS(複合性局所疼痛症候群)との診断を受けましたが、自賠責では神経症状として14級の認定しか受けませんでした。これはどうしてでしょうか? 回答  CRPS(複合性局所疼痛症候群)は、RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)とカウザルギーを包括する概念として、1994年の国際疼痛学会で提唱され、神経損傷を伴わないⅠ型(従来のRSD)と神経損傷を伴うⅡ型
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Q.医師の診断と後遺障害の等級認定が異なる場合があるのでしょうか?

質問  交通事故に遭い、医師からは中心性頚髄損傷という診断を受けました。ところが、後遺障害の認定は、14級でした。むちうちと同じ14級なのはおかしいと思い、異議申立をしましたが、結果は14級のままでした。  医師が客観的に中心性頚髄損傷という診断名をつけ、画像上も明らかなはずなので、12級にならないとおかしくはないですか? 回答  まず、自賠責の認定の仕組みと医師の診断における裁量の問題を
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治療を打ち切らずに続けると慰謝料は減ってしまうのでしょうか?

質問  保険会社の担当者から、治療を打ち切らずに続けると、その分慰謝料が減る、といわれた。そんなことあるの? 回答  裁判所では治療費と慰謝料とはそれぞれ個別に算定されますので関係がありませんが、任意での保健会社の提示額は影響を受けることがあります。 本来、事故により発生した損害の賠償について、(過失の考慮等を除けば)発生した損害を全て賠償するのが原則です。その場合の金額算定は、治療費や慰謝
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後遺症が残った分は、なにもしなくても示談の金額に反映されるのでしょうか?

質問  事故で怪我をし、治療を続けたが症状が残った。後遺症が残った分は当然示談の金額に反映される? 回答  症状が残った場合には、後遺障害等級の認定を受ける必要があり、認定を受けなければ保険会社との間で後遺障害を反映した示談はできません。 一般的な用語でいう後遺症と、法律的な意味での後遺障害は少し異なり、事故により一定の労働能力喪失を伴う障害が残った場合に、症状固定時に残った症状を基に自賠責
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保険会社から治療費の打ち切りを言われている場合、応じなければならないのでしょうか?

質問  むち打ちで、保険会社からそろそろ治療打ち切りたいと言われた。応じなければならない? 回答  治療を続けても怪我が完治しない場合、治療の終了時期は症状固定時となりますが、症状固定の判断は医学的な判断なので、保健会社ではなく医師の診断によることになります。 保険会社が一方的に治療を打ち切る、ということはあまりないと思いますが、万一そのような対応をした場合、医師が治療の必要があると判断して
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症状固定とはどのような状態をいうのでしょうか?

質問  症状固定とは何? 回答  けがの治療について、今後治療を続けても大幅な改善が見込めず、治療を終了しても症状が悪化することもなくなった状態をいいます。 けがをした場合に、治療を受けて全ての症状が完全に改善され、完治することができればよいのですが、残念ながら何らかの症状が残ってしまう場合があります。そのような場合に、永久に治療を受け続ける、というのは現実的ではないため、症状固定の判断がさ
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事故が発生してしばらく経ってから痛みが出た場合、通院しても良いのでしょうか?

質問  事故当初、特に痛みもなく怪我がないと思いそのままにしていたが、しばらくして首や肩が痛み出した。病院に行っても良い? 回答  直ちに病院に行き、医師の診察を受けてください。 事故直後は傷みが無く、数日してから症状が出る、ということはむち打ちなどでは良くあることです。事故現場では怪我がないとして物損事故と処理されていたとしても、事故からそれほど時間が経っていなければ人身事故に切り替えても
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