郡山タワー法律事務所の弁護士 三瓶正です。白河、会津、いわきの交通事故問題についても無料相談をしています。

自賠責保険は、法律ですべての自動車について加入する必要がある強制保険です。

そして、あなたが自分で任意保険に加入しており、人身傷害保険特約が付されている場合、

相手の任意保険も含めると、使える保険は3つあることになります。

ここで、まず注意しなければならないのは、保険がいくつあっても重複してもらえるわけではありませんし、保険の数が多ければそれに応じてもらえる金額がどんどん上がっていくわけではありません。

被害者の損害は、「一つ」です。

ある程度の後遺障害が残った事案では、損害額を確定させるには裁判手続を利用することが一番高額な賠償を獲得できます。

ただし、現時点においては、保険が複雑になっており、どの順序でどのように請求するのかによって、実は得られる金額が変わってくることがあります。

特に、過失割合100対0の事案ではなく、被害者にも過失があるという場合は、順序と方法を間違えると数千万円単位で得られる金額が変わりうるのです。

請求手続に入る前に、交通事故に詳しい弁護士に相談してください。

請求して、合意の文書を作成したり、お金を受領した後では、手遅れになってしまうことがありますので、その前に相談されることをおすすめいたします。