1 被害者

女子・23歳・飲食店勤務韓国人

2 傷害の内容

骨盤骨折、左足関節内顆骨折、頭部外傷、左下腿挫傷

3 後遺障害の内容

併合11級相当・左下肢短縮、局部に頑固な神経症状

4 裁判所の判断

①逸失利益 385万9,875円

「韓国籍の韓国人であり、平成17年9月末にワーキングホリデーで韓国から来日し、平成18年9月までの1年間は同資格で滞在したが、その後は就労ビザに在留資格を切り替えて滞在しており、今後近いうちには、韓国に帰国を予定していることが認められるが、本件全証拠によっても、今後の就労や収入等の予定は不明、事故がなければ原告がこれまでと同様に就労し、同程度の収入を得られた蓋然性は、いまだ認めるには足りない」として、事故前3か月の平均収入を基礎に、30年間(55歳まで)、14%喪失として計算した額の7割として算出。

②後遺障害慰謝料 400万円

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