むち打ちの被害にあったら
交通事故の被害者となってしまった場合に、すぐにしなければならないこと
1.警察への連絡、保険会社への連絡は、当然する方がほとんどだと思いますので、ここは問題ありません。
2 病院に行くこと
明らかに病院にすぐに行かなければならない傷病の場合は、当然、病院に行かれるでしょうから問題はないと思います。
問題は、いわゆるむちうち症状のような、骨折もない、血が出ているわけでもないという外見からはよくわからない場合です。
交通事故の直後は、大丈夫だと思っても、数日後から症状が出始めることもありますので、後々のことを考えるなら、早めに病院に行きましょう。
そして、大切なことは、念のため、必ずMRIの撮影をしてもらうことです。最近は、多くの病院でMRI撮影を当然にしてくれますが、XP(レントゲン)撮影しかしないところもあります。
したがって、最初に通院するのは、比較的大きな病院に行く方がよいかもしれません。その後は、自宅や勤務先に近い整形外科に通院するのがよいでしょう。
注意しなければならないのは、治療は整形外科にも行かないといけないということです。整骨院のみに通院していた人は後遺障害に該当しないということはざらにあります。
整骨院に通うのが悪いのではありません。整形外科に通院しないことが問題なのです。整形外科と整骨院の両方に通いたいときは、整形外科の医師に「整骨院に通うこと」を指示してもらえれば、治療費も相手方に請求できます。整骨院は、身近で親身になって施術してくれますので、整骨院に通院したいという方がたくさんいらっしゃいますが、その場合は整形外科にも定期的に通院してください。
なお、整形外科に週に何回も通うのは時間がないから無理だ、整骨院の方が時間をとられないとお考えの方もいるかと思いますが、リハビリをする段階になれば、整形外科でも通常の外来のように待ち時間が長いわけではありませんので、整骨院に通う時間的余裕のある方は、整形外科でリハビリをする時間は確保できるはずです。
整形外科の先生に「そろそろ症状固定ですね。治療が終わりですよ」と言われた頃には、弁護士等の専門家にまずご相談されることをおすすめします。後遺障害診断書作成前に、どのような検査を受けるべきかのアドバイスをもらってからの方がスムーズに後遺障害診断書を作成してもらえるはずです。
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