肋骨骨折
1 傷病名
肋骨骨折(ろっこつこっせつ)
2 傷病の原因等
胸部に直接または間接の外力がかかることにより発生します。
交通事故の場合は、歩行中に交通事故に遭った場合に多く見られます。
3 症状
骨折部の痛み、運動痛などの疼痛、圧痛などがあります。患部が腫れたり、皮下出血が現れたりします。呼吸、咳、くしゃみをしたときに痛みが大きく出ることがあります。
胸腹部の内臓損傷を伴う場合があります。
4 治療の内容
胸部固定帯(バストバンド)を使用し、保存療法がなされます。
肋骨の転位(骨のずれ)が高度な場合は、手術がなされます。
5 後遺障害
骨がきちんと癒合した場合でも、保存療法の場合は、骨の変形が残存しやすいと言えます。その場合は、肋骨の変形として、12級5号に該当する可能性があります。
変形がない場合でも神経症状が残る場合には14級9号に該当する可能性があります。
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- 急性硬膜下血腫
- 急性硬膜外血腫
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