変形性頚椎症
1 傷病名
変形性頚椎症(へんけいせいけいついしょう)
2 傷病の原因等
椎間板は、20歳ころまではみずみずしい状態ですが、それ以降は、年齢を重ねるごとに変性し(退行変性)、椎間板腔が狭くなり、椎骨に骨棘(こっきょく)が形成されていきます。
これらの変化は加齢によるもので、交通事故による衝撃が原因ではありません。
ただし、今まで症状がなく、交通事故の衝撃により痛み等の症状が出た場合には、損害賠償の対象となります。
頚椎症性脊髄症も同様に、加齢による退行変性が原因ですが、事故前は症状が生じず、事故による衝撃で痛みやしびれ等が発症することもあります。この場合も、交通事故をきっかけに症状が出たものとして、損害賠償の対象になります。
3 症状
頚部、上背部の痛みやこり感、頚部の可動域制限
4 治療内容
薬物療法や理学療法
レントゲンやMRIは必ず撮影しましょう。
5 後遺障害
神経症状により、14級9号または12級13号に該当する可能性があります。
- 脳挫傷
- 急性硬膜下血腫
- 急性硬膜外血腫
- 腓骨骨幹部骨折、頸骨骨幹部骨折
- 半月板損傷
- 手指の骨折
- 手根管症候群
- TFCC損傷
- 橈骨骨折
- 肘頭骨折
- 外傷性椎間板ヘルニア
- 肘部管症候群
- 腰部捻挫
- 橈骨神経麻痺
- 腕神経叢損傷
- 肩鎖関節脱臼
- 肩関節脱臼と反復性脱臼
- 上腕骨遠位端骨折、上腕骨顆上骨折
- 上腕骨骨幹部骨折
- 肩腱板断裂
- 肋骨骨折
- 腰椎圧迫骨折(脊椎圧迫骨折)
- 変形性腰椎症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊髄損傷
- 後縦靱帯骨化症
- 外傷性頚部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)頚部捻挫、むちうち症等
- 胸郭出口症候群
- びまん性脳損傷・びまん性軸索損傷
- くも膜下出血(外傷性)
- 外傷性てんかん
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚部神経根症
- 頚椎損傷
- 変形性頚椎症
- 腰部脊柱管狭窄症
- 骨盤骨折
- 鎖骨骨折
- 上腕骨近位端骨折
- 尺骨神経麻痺
- 尺骨骨折
- モンテジア骨折
- 舟状骨骨折
- 大腿骨近位部骨折
- 大腿骨骨幹部骨折
- 膝の靱帯損傷(前十字靱帯、後十字靱帯、内側側副靱帯、外側側副靱帯)
- 大腿骨顆上骨折・大腿骨顆部骨折
- 頸骨高原(プラトー)骨折
- 足関節顆部骨折
- 足部の骨折
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