胸郭出口症候群

1 傷病名

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

2 傷病の原因等

肩、上肢にかけての疼痛、こり感、しびれ等があり、肩関節や頚椎に異常が見られない場合に、胸郭出口症候群と診断されることがあります。
第一胸椎、第一肋骨、胸骨に囲まれた部分を胸郭出口といいます。
何らかの理由でこの隙間が狭くなり、神経や血管が圧迫されることにより、痛みやしびれなどが現れます。

胸郭出口症候群の診断においては、アドソンテスト、ライトテスト、ルーステスト、エデンテストなどの検査が有効です。また、MRA(血管撮影用のMRI)により診断がなされることもあります。

3 症状

肩、上肢の疼痛、しびれ、こり感等

4 治療内容

保存療法が基本となります。薬物療法やリハビリによっても改善されず、症状がひどい場合には、第一肋骨や頚肋の切除の手術がなされることもあります。

5 後遺障害

医師に胸郭出口症候群と診断されても、自賠責では必ずしも認定されるわけではありません。つまり、自賠責で同症状に認定されるのは証明が難しいのが現状です。12級13号または14級9号のケースが多いと言えます。