足関節顆部骨折

1 傷病名

足関節顆部骨折(そくかんせつかぶこっせつ)

2 傷病の原因等

足関節に過大な外力がかかることにより発生します。
交通事故との関連では、バイクに乗車中に交通事故に遭った場合に多いと言えます。

3 症状

足関節は、脛骨、腓骨、距骨から構成されており、足関節部の骨折とは、脛骨、腓骨の足関節部分の骨折を言います。
外力が大きい場合は、脱臼骨折や開放骨折となる場合があります。
症状は、足関節の可動域制限、疼痛、腫れがあります。
腓骨神経麻痺等を合併することがあります。

4 治療

転位(骨のずれ)がなければ、ギプス等による固定の保存療法がなされますが、転位がある場合は、歩行に支障を来しますので、手術をすることが多いと言えます。

 

5 後遺障害

足関節部の可動域制限として、8級7号、10級11号、12級7号が認定される可能性があります。


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