頚部神経根症

1 傷病名


頚部神経根症(けいぶしんけいこんしょう)

2 傷病の原因等

脊髄から枝分かれした8本の末梢神経が神経根です。椎間板の膨隆、突出や骨棘(こっきょく)の形成、靱帯の骨化などにより生じます。
加齢による退行変性が一つの原因ですが、交通事故による衝撃によっても症状が発生することがあります。
もっとも多いのがC7神経根で、次いでC6神経根に症状が発生します。

3 症状

頚部の痛み、可動域制限、疼痛、しびれ、冷感、筋力低下などが、神経根支配領域に生じます。

4 治療内容

保存療法(薬物等)、理学療法、場合によっては手術

5 後遺障害

神経症状として、14級9号または12級13号の対象となります。
なお、可動域制限が生じたとしても、神経根症を理由としている場合、その部分については骨折等の器質的損傷がない限り、後遺障害等級認定の対象にはなりません。