【労災】10代男性・会社員・腰椎圧迫骨折8級・1850万円を回収した事例

1被害者の属性

事故時10代男性、会社員

2事故の態様

建築現場での屋上作業中、屋根板を踏み抜いて階下に転落した労災事故

3傷害の態様

胸椎、腰椎圧迫骨折

4相手会社の提示

具体的な提示なし

5当事務所受任後の解決

ご相談、受任の時点では労災に申請し後遺障害等級認定(8級の2)を受けた段階であったため、相手方となる雇用先や元請会社に対し通知を送付し損害賠償に関する協議を求めましたが、相手方代理人弁護士からは、事故状況、過失割合や後遺障害の程度、損害額の算定等に争いがあり協議での解決は困難であるとの回答がされたため、労働審判手続を行う事としました。

労働審判でも同じく事故状況や後遺障害の程度等従前主張されていた点が争いとなりましたが、相手方からある程度詳細に事故状況の確認が出来たこと、本人が若く手続時点である程度傾向にあったこと、元請会社と下請会社の相手方相互の責任割合についても協議できたこと等から双方が歩み寄り、裁判所の示した調停案での合意が成立しました。最終的に、労災保険金として既受領分を加えて約1850万円での解決となりました。

 

 

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