50代男性・頚椎捻挫等・併合14級・約300万円を回収した事例

1被害者の属性

 50代男性、無職(事故時)

2事故の態様

 ア、交差点で横断歩道上を自転車で通行中、右方から走行してきた普通乗用自動車と衝突。

 イ、自動車を運転、信号待ち停車中に追突を受けた。

3傷害の態様

 右中指PIP関節内骨折、頚椎捻挫等

4保険会社の提示

 治療継続中に受任のため保険会社からの提示なし。

5当事務所受任後の解決

 第一事故で右手と頚部捻挫を受傷し、治療継続中に再度事故に遭い再び頸部に怪我をされた方で、第二事故発生後の通院治療中にご相談、受任しました。

 第一事故で受傷した右手について14級6号の認定を受けていましたが、頚部については第一、第二事故双方とも受傷があったため、頚部の治療終了後に改めて自賠責保険に対する請求を行い、頚部についても14級9号との認定、右手と併せて併合14級との認定を受け、頚部後遺障害については第一、第二事故相俟って生じたものであるとの回答を得ました。

 その上で、第一事故、第二事故の各保険会社との間で協議を行い、全体として損害賠償の請求を行い、最終的に既払金を除いて自賠責保険の回収分とあわせて計約300万円での解決となりました。

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