(むちうち55)50代女性・頚椎捻挫等・14級9号・295万円を回収した事例

1被害者の属性

  50代女性、自営業

2事故の態様

自動車同乗中の事故、信号待ち停車中に後続の自動車が追突。

3傷害の態様

 頚椎、胸椎、腰椎捻挫

 4保険会社の提示

  当事務所受任時点では治療終了直後で後遺障害未確定、保険会社から本人に対しては具体的な提示がされていませんでした。

 5当事務所受任後の解決

 受任後、自賠責保険の被害者請求手続きを行ったところ、頚部、腰部の神経症状について各14級9号、併合14級の認定を受けました。

 認定された後遺障害を前提に相手方保険会社と協議を行ったところ、慰謝料の他、自営業者であることを理由として休業損害や、逸失利益の基礎収入についても争われました。

 休業、逸失利益の基礎収入については実際の収入額を基礎と主張する保健会社と、兼業主婦であり家事従事者であるとする当方との間で主張の対立がありましたが、休業の日数や慰謝料の算定などと調整し全体としての賠償額について双方の折り合いがついたため、最終的には協議での合意に至りました。

 最終的な解決としては既払金及び後遺障害14級の自賠責保険金75万円に加えて約220万円の支払いを受けるとの内容での解決となりました。

 

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