(むちうち56)20代男性・頚部捻挫等・14級・275万円を回収した事例

1被害者の属性

 20代男性、会社員

2事故の態様

 信号待ち停車中に普通乗用自動車の追突を受けた。

3傷害の態様

 頸部、腰部捻挫等

4保険会社の提示

 当事務所受任時点では治療終了、後遺障害の手続きがされていない状態で、保険会社から本人に対しては具体的な提示がされていませんでした。

5当事務所受任後の解決

 受任後、自賠責保険金の被害者請求手続きを行い、後遺障害について頚部、腰部の症状についてそれぞれ14級9号、併合14級の後遺障害認定を受けました。

その後、ご本人の希望で後遺障害についての異議申立を行いましたが主治医の協力が得られなかったこともあり後遺障害14級の認定は変わらず、認定結果を基に保険会社と協議を行うこととなりました

保険会社との間では、慰謝料等の他に、逸失利益について労働能力の喪失期間や、20代と若年であることもあって基礎収入の算定方法等争いとなりました。

最終的に、労働能力喪失期間については当方主張通り5年とし、慰謝料についても概ね此方の主張に近いところで相手方保険会社から一定の譲歩を得られたことから、裁判等は行わず協議での解決とすることとし、治療費等の既払金及び被害者請求を行い受領済みであった自賠責保険金75万円を除き新たに約200万円を支払うとの内容で示談となりました。

 

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