脳11・10代女性・高次脳機能障害・9級10号・約3000万円を回収した事例

1 被害者の属性

 事故時10代女性、学生

2 事故の態様

 市街地内の信号のない交差点を徒歩で横断したところ、対抗方向から右折してきた普通乗用自動車と衝突。

3 傷害の態様

 右急性硬膜外血腫、左前頭葉脳挫傷

4 保険会社の提示

 後遺障害等級認定直後のご相談、受任であったため受任前の保険会社からの提示はなし。

5 当事務所受任後の解決

  既に認定を受けていた後遺障害等級を前提に、保険会社との間で示談交渉を行いました。認定された後遺障害が頭部外傷後の高次脳機能障害による9級10号であること、被害者が事故当時未就労の学生であったこと等から将来的な収入減少に関する逸失利益について争点化することを想定しておりましたが、9級相当の労働能力喪失率35%とすること、逸失利益算定の基礎収入を大卒女子平均賃金とするという当方主張を保険会社がすべて認める内容で示談できました。

  また、被害者が若年であり、頭部の怪我でもあることから、ご両親が将来的な症状悪化の可能性に不安があるとのことで、今後の症状悪化によってより上位の等級認定がされた場合に再協議とすることを合意しました。

  最終的な解決として、治療費等の既払金を除き新たに約3000万円の支払を受けることで解決となりました。

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