30代女性・飲食店勤務・顔面瘢痕・併合11級・850万円を回収した事例

1被害者の属性

30代女性、飲食店勤務

2事故の態様

後部座席同乗中の事故。乗っていた車が対向車と正面衝突

3傷害の態様

顔面部挫傷、歯牙欠損

4保険会社の提示

受任前の時点で、本人に対しては既払を除き約500万円の提示がありました

5当事務所受任後の解決

受任時点で後遺障害等級認定を受け保険会社からの提示がある状態であったため、保険会社の算定に反論する形で協議を行いました。

保険会社の言い分では、今回後遺障害として認定されたのは顔面部の傷跡(外貌醜状による12級)と歯科補綴(13級)による併合11級でありいずれも大きな稼働能力の減少を生じないとして逸失利益を強く争っていました。また、歯科補綴については事故前の治療歴から14級相当の補綴があったとしてその控除を主張していました。

これに対し、本件では被害者が元々飲食店従業員(ホステス)として稼働していたことから顔面部の傷跡や歯科補綴が就労に与える影響が大きく、実際に事故後に退職を余儀なくされ全く別種の仕事を探していること等を主張しました。

最終的に、ご本人が裁判等での解決を図ることを希望されなかったため協議での示談となり、労災保険及び相手方からの既払金合計約300万円を除いて約850万円での解決となりました。

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